まことに遺憾であるゥ～！ぷんすか！

今日はママンと蜷川演出の『12人の怒れる男たち』見てきたお！なかいきいち主演！テラモエスな舞台でした。なにせ 出 演 者 総 お っ さ ん なわけですよ。なかいきいちがベージュの三つ揃いのスーツをキチッと着ていて、上着脱いでベスト＋袖まくりになっているビジュアルだけでもう…もう……！！スーツは卑怯だァーーーッッ！！！（舞台なのでお顔はよく見えないよ☆）最後まで有罪と言い続けるカッカしたおっさんといい、ヨボヨボじいさんといい、野球好きのヤンキーといい、ダブルのスーツのインテリじじいといい、ビール腹のサスペンダー親父といい、みんなみんなキャラ立ってて萌えた。ビール腹がヨボヨボをかばうとことかね、もう…！！あとスラム出身くんがかわいかったにゃー。おとなしくてかわいいのらー。かと思えばナイフを構えるのらー。
もうラストとかね、サンゾロで妄想して泣いた。いや、普通に感動したけどサンゾロ妄想することで倍萌えたっていうか。裁判にかかってる父親殺しの容疑の少年を、自分の息子とシンクロさせて有罪と言い続けるゾロ（まじ泣ける）と、いいスーツを着ていて次々に問題提起をして理論整然と他の陪審員を説得していくインテリなサンジ。心理作戦でゾロを嵌めて「殺してやる！」と言わせるサンジ。ゾロにナイフで刺されそうになるサンジ。400％私には書けないけどめっちゃ読みたぁぁああい！！そんでゾロは彼なりに可愛がって育てた息子に裏切られた（つーか反抗されただけ？）心の傷をサンジに癒して貰えばいいんだハァハァ。まあサンゾロ界にはあんまりゾロに容赦のない仕打ちが出来る人がいないから無理…かな。
まあ話を戻すわ～。この話って元々いろんな人種とか宗教が混在しとるアメリカならではの話だったはずなんだよね。それぞれのキャラクターの個性が、強烈にそれぞれの社会的背景と結び付いているはずなんだよ確か。けど、まあ全員見た目日本人だし、目に見える部分でも見えない部分でもそのあたりがバッサリ切られてしまったせいで、それぞれの人が持ってる偏見が露呈したときに、説得力が低かった気がした。結局理論的に考える脳みそがないやつはダメだよね、みたいな話に見えて悲しかった。人について語るとき、人は必ず自分について語ることになってしまうんだけど、その背景がよくわかんなくて消化不良っていうか。まあそれも私の持つ偏見からくる期待なのかなあ。
あと舞台を囲むように客席が設置されていたので、ガラスの仮面の「忘れられた荒野」だっけ？ジェーンのやつ。を思い出した。
はー、三谷こうきの『12人の優しい日本人』を見ようっと。決をとるか決をとるか決をとりましょう、ドミソピザなど。

はー、萌えた萌えた。萌えしかない私の基準にはほとほと呆れるよ。

ところでジョジョ４部で人の体の悪いところを直せるスタンドを使うコックさんがでてくるとこがあって、筒井康隆の短編でこんなんあったな！って思った。元ネタなの？あれは中華だった、たしか。あれもめちゃめちゃ面白かったんだよなー。汚いけど。

割れたコップの代わりを今日、買ってきた。まあまあかわいい。

あ！拍手ありがとうございます！
＞Ｋコさん
はいっそうですよねすいません！なんでもかんでもすぐサンゾロ言うのは私の悪いくせです(>_<)私の原稿も終わったことだしカレー屋さん行きましょうよ～。あと駅の工事おわるぽいですね^^